TOPTICA 新製品TeraScan ultraのご紹介

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テラヘルツ通信研究、チャネルサウンディング、ウエハ検査、高分解能分光法における最も厳しい要求を満たすように設計されています。

TOPTICA 新製品TeraScan ultraのご紹介: スペクトル分解能「1 Hz」テラヘルツ制度を更なる領域へ
チャネルサウンディング、ウェハ検査、最大5THzまでのVNA用途に対応

高性能レーザーシステムのグルーバルリーダーであるTOPTICA Photonicsは 新製品「TeraScan Ultra」を発表いたします。コムロックによる高い安定性と、1Hzまでの卓越したスペクトル分解能を備えた 超高精度の連続波(CW)テラヘルツプラットフォームです。

TeraScan ultraはテラヘルツ通信の研究、チャネルサウンディング、ウェハ検査、高分解能分光といった、厳しい要求に応えるため、最大5THzの帯域幅と超低位相ノイズを備えた、可変テラヘルツ波の生成・制御における新基準です。

システム中核には2台の半導体レーザー(1台は可変、もう1台は固定)があり、いずれも共通の光周波数コムにロックされています。フォトミキサーエミッターが光ビート信号を可変・単色のテラヘルツ波に変換し出力します。TOPTICA独自の「エンドレス・フリーケンシー・シフター」により、位相と周波数を完全に制御しながら、途切れのない周波数チューニングが可能です。これは、フォトニック・ベクトル・ネットワーク解析のような用途において極めて重要な機能となります。

本システムには最先端のInGaAsフォトミキサーが採用されており、フォトダイオード型エミッターとRh:InGaAsフォトミキサー型レシーバーが、いずれもコンパクトなファイバー結合モジュールにパッケージされています。動作モードには、固定周波数、スイープ、トリガー付きステップスキャンがあり、すべてソフトウェアで制御可能です。

TOPTICAのTeraScan ultraは、テラヘルツ全帯域にわたって究極の周波数安定性、柔軟なスキャン機能、サブHzレベルの位相コヒーレンスを求める研究者に最適な製品です。
デモおよび製品詳細はこちらをご覧ください。: www.toptica.com/resolution