
FemtoFiber Quantum Microscopy
マルチ同期ファイバーレーザー
- 時間分解ポンプ-プローブセットアップ用のレーザーシステムコンビネーション
- 構成要素: FemtoFiber TVIS, TNIR, ultra 780, ultra 1050
- SAM モードロッキング, 偏波保持ファイバーベースMOPAシステム
- 堅牢かつ信頼性のある設計、押しボタン式操作
- 空間出力
FemtoFiber pro および ultra シリーズ の最大6つのTOPTICAファイバーレーザーは Laser Quantum社 TL-1000-ASOPS ユニットを使用して同期することができます。この構成では(FemtoFiber Quantum Microscopy)、2台のFemtoFiber ultra Master/Slaveシステムと2台の FemtoFiber pro amplifierが使用されます。FemtoFiber ultraシステムは繰返しレート制御とASOPS同期の両方を備えています。それぞれFemtoFiber pro amplifierシステムのマスターオシレーターになります。
これらのレーザーのうち2台は固定周波数・高性能ファイバーレーザーの FemtoFiber ultraです。 ultra 780は中心波長780nm、平均出力0.5W、パルス幅150fs、ultra 1050は1050nm、5W、<120fsのパルスレーザーを提供します。パルス幅はGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を介して電動コンプレッサーで調整することができ、光学システム(i.e. 顕微鏡対物レンズ)の分散補償を可能にします。レーザーには専用のオシレーターが装備されており、ピエゾ素子を使用してキャビティ―長を変化させることで個々の繰返しレートを変調します。このようにして、ASOPSを実現するために1つの固定周波数に同期することができます。オフセット周波数(ASOPS周波数)は、パルス同期のためにASOPS電子ユニットを使用して設定できます。
- Additional Information
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Applications
- 量子顕微鏡
- 時間分解分光・顕微鏡
- スピンダイナミクス観測
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Literature
- 技術記事: M. Breuer et al., Faserlaser für die Spektroskopie, Best of Physik Journal (2017)
- アプリケーションノート: Time-resolved microscopy and spectroscopy using asynchronously synchronized fiber lasers (2018)