プラスチックとポリマーは包装、自動車部品、医療機器、一般消費財などあらゆる分野で使用されています。一方でその汎用性ゆえに課題も生じています。多様な材料、充填材また多層構造の組み合わせにより非破壊品質検査が困難になるからです。従来の光学的および赤外線による検査では多くのプラスチックがこれらの波長域で不透明であること、また散乱が大きいため、十分に有用な検査が行えなえないという課題があります。
テラヘルツ(THz)検査がその解決策となります。マイクロ波と赤外線領域(0.1~10 THz)の間で発振するTHz放射光は、ほとんどの非導電性材料を透過し接触やサンプル前処理なしでサブミリメートル規模の構造情報と厚さ情報を提供します。
THzシステムは光学センサーでは見えないものを「見る」ため、プラスチック材料や複合構造の信頼性の高いインラインおよびラボ分析に最適なツールとなっています。