イオンは、直線状のイオン鎖において最大約100個という大量のイオンを生成できます。さらに、チップベースのトラップ(QCCD = 量子CCDデバイス)は、交差、蓄積領域、ゲート領域を含むトラップ内でのイオンの往復という複雑な構成を可能にします。現在、ゲートの精度、ひいては量子コンピューティングステップの性能を定量化する量子ビット忠実度は非常に高く、最大0.99999に達します。現在残っているわずかな課題は、単一の量子プロセッサで使用できるイオンの総数が限られていることと、原子ベースの量子コンピューティングと比較して比較的遅い2量子ビットゲート(通常は10分の1秒から数百マイクロ秒程度)です。現在利用可能なすべての量子コンピュータの中で、イオンベースの量子コンピュータは33,554,432という量子ボリュームの世界記録を保持しており、さらに高い量子ボリューム(=優れた性能)を持つシステムは、最近リリースされたばかり、または近々リリースされ、特性評価されるシステムに限られます。