
iChrome CLE
効率的 & コンパクト4色レーザーコンバイナ :バイオフォトニクス&顕微鏡用レーザーエンジン
- 4つの波長をコンパクトな筐体に収納
- 405, 488, 561, 640 nm 各波長で > 20/50 mW
- COOLAC 自動アライメント機能
- 多様なモジュレーション機能を搭載
- 簡単操作のユーザインターフェース
トプティカ社のiChrome CLE は4つの波長をワンボックスに搭載した小型設計のレーザーコンバイナです。搭載された4つの波長は1本の偏波面保存型シングルモードファイバーを通して出力されます。 405, 488, 561 及び 640 nm それぞれの波長において 最大50 mW のファイバー端出力が保証されています。トプティカ社独自の COOLAC 自動アライメント機能を搭載することにより完全なプラグ&プレイを実現しています。
このことによりユーザーは簡単なボタンクリックのみでレーザーを使用する準備が全て整います。561 nmではトプティカ社独自開発のFDDL(第二高調波半導体レーザー)技術が用いられています。全てのレーザーラインは最大1MHzの高速で直接変調が可能で、OFFの状態ではいわゆる”ゼロフォトン”に例えられる完全消灯"Complete OFF"が可能です。
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Specification
波長 405 nm 488 nm 561 nm 640 nm 中心波長公差 ± 4 nm ± 4 nm ± 2 nm +3 / -5 nm ファイバ結合出力 20 mW 20 mW 20 mW 20 mW - Additional Information
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Options
Standard Features:
- COOLAC: Constant Optical Output Level by push-button auto-recalibration.この機能により変動の激しい環境下でも抜群の安定性を保つことを可能にし納品時の据付調整が不要なドロップシップメントを可能にします。
- FINE: ファイバ終端の疑似的鏡面や高反射性のサンプルからの戻り光が懸念される光学セットアップでは一般的にパワーが不安定化したりノイズレベルが高くなります。トプティカ社の FINE (Feedback Induced Noise Eraser :フィードバック誘導ノイズイーター)はこれらノイズからの影響を最小化します。ボタン操作だけで光学的フィードバックに対して非常に高い安定性を保持でき何度も光学調整を行ったり光アイソレータを挿入する必要がありません(ノイズの影響を低減する機能でノイズを完全に消去するものではありません。光学的なダメージが懸念されるセットアップでは必ず光アイソレータをご使用下さい)。
オプション機能:
- FiberOut: ファイバーコリメーター (FC/APC , FC/PC 用をご用意しています)
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Applications
- フローサイトメトリ
- 共焦点レーザー顕微鏡
- 生細胞イメージング
- TIRF
- FRAP
- ハイスループットスクリーニング
- ゲノム解析アナライザー
- 光遺伝子検査法
- Downloads
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Literature
- 技術記事: Konstantin Birngruber, Stephan Falke Demand-tailored laser systems: Integrated multi-color laser solutions for quantum optics and biophotonics, Physik Journal Physics’ Best 2019
- 技術記事: Konstantin Birngruber, Stephan Falke Bedarfsoptimierte Lasersysteme - Integrierte Multi-Farben-Laserlösungen für Quantenoptik und Biophotonik, Physik Journal Best of 2018
- 技術記事: Four‐Color Laser Engine for Efficient Confocal Microscopy (Optik & Photonik 2018)
- 技術記事: Klaviatur der Farben (LASER 2011)
- 技術記事: Lasers for Confocal Microscopy (Imaging & Microscopy 2011)
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